本コースの目的・理念
環境科学研究科長
田路 和幸
現在の環境問題は、酸性雨や土壌汚染といった公害型の環境問題から地球温暖化に代表される人類の営みが地球に負荷を与えたことによる環境問題へと変化してきています。前者については、対症療法的に根源を改善することにより問題解決が図れますが、後者は、人類が生活スタイルを変えなくては解決することができません。すなわち、産業革命以来の大量生産、大量消費の物質文明から、どのようにすれば、人類の欲望を満たしながら持続発展可能な社会を構築するかという解を導き出すことを急がねばなりません。
このような社会的背景の下で、東北大学大学院環境科学研究科は、2005年10月に、独立行政法人科学技術振興機構の支援のもと、これから直面する地球環境問題の解決と環境融和型社会を作ることのできる鳥瞰的視野をもった人材を育成するための プログラム、高度環境政策・技術マネジメント人材養成ユニット(SEMSaT)をスタートさせ、本年度より文部科学省の特別教育研究経費の支援により環境政策技術マネジメントコースとして、さらに充実した教育システムの構築を目指しています。
ここでは、いつでも、どこでも学べるe-Learningを取り入れ、在職のまま入学できるだけでなく、教員がマンツーマンで指導するOJT、PSSという実践的能力を育成する授業も用意されています。また世界中から実践経験豊富な講師陣を招聘して、最先端の環境教育を行います。このような授業を通して、ますます厳しくなる環境問題に直面しながら企業経営、技術開発、政策策定、NGO/NPO活動等を行うにあたって、最適なソリューションを見出す能力、さらには有用な知見とマネジメント能力を身につける場になることを、SEMSaTはお約束いたします。
このページの最終更新日:2011年12月22日

