石田秀輝教授のコラム

2012年02月01日

良質な箍(たが)がコミュニティーを生み出す! <Emileのコラム82>

 年末に「ヤモリの指から不思議なテープ」をアリス館から上梓しました。昨日、小さな小さな出版記念会を済ませたところです。松田 素子さん (文)、 江口 絵理 さん(文)、 西澤 真樹子 さん(イラスト)...(続きを読む)

2012年01月04日

焚火鉢で新年の旨い焼酎を楽しんでいます! <Emileのコラム81>

 年末から奄美諸島、沖永良部島に来ています。この島にお世話になり始めてから14年、小さなジャングルの中に酔庵二号を建ててから8年目になります。南の島であることは間違いないのですが、冬はそれなりに寒く、...(続きを読む)

2011年12月13日

脱近代化の証し、現代版 馬が生まれる! <Emileのコラム80>

 「ストップ温暖化くらしき2011」のイベントで倉敷に来ています。今日は晴天なれど、寒い寒い…外でのイベントは些かつらいものの、子供たちの一生懸命の発表に感激しました。昨夜は「皆既月食」、寒空をじっと...(続きを読む)

2011年11月17日

新鮮な食材はやはりうまい!あたりまえのことをもう一度考えなくては・・・・ <Emileのコラム79> 

 銀座の店は畳んでしまいましたが、吉水の女将から食材の活かし方を教わったことがあります。50℃の湯です、40℃では低すぎて、60℃では高すぎるのです。この50℃に刺身でも野菜でも一瞬つけるだけで鮮度が...(続きを読む)

2011年10月31日

知の集積から知の再編へ! <Emileのコラム78>

 145校と聞いていますが、SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)が全国にあります。文科省が指定する高校で、重点的な科学教育を通して科学技術を担う人材を育てようというものです。毎年何度か機会を頂...(続きを読む)

2011年10月12日

もの言わぬ死者と自然に支えられる日本の絆! <Emileのコラム77>

 9月末に「自然に学ぶ!ネイチャー・テクノロジー」が学研から出版されました。とても綺麗な写真や画像で100以上の自然の凄さを紹介頂きました。是非見てください。  今週は10本も原稿の締め切りを抱えてし...(続きを読む)

2011年09月21日

沖永良部シンポジウム、やっと見えてきました、今残しておきたいこと! <Emileのコラム76>

 京都から近江八幡へ向かう電車の中でこのコラムを書いています。昨日まで青森県六ヶ所村の日本原燃?で、日本で唯一の原子力燃料再処理施設をじっくりと見せて頂きました。色々な意味で強い刺激を受けました。夢の...(続きを読む)

2011年08月29日

しなやかなる大和人よ!ありがとうウミガメ隊長!第3回沖永良部シンポジウム <Emileのコラム75>

 前回のコラムを書いてから、ずいぶん時間が経ってしまいました、反省です。少しだけ言い訳をさせて頂くと・・・・あとでお話しします、沖永良部島シンポジウム大騒動収束後、8月10日に仙台に戻り、島にいる間に...(続きを読む)

2011年07月27日

おっさんにも出来るか、魚摂り、畑作しごと! <Emileのコラム74>

 7月25日4ヵ月半ぶりに定期便の運行が開始された仙台空港から大阪へ向かった。ただ、空港までの列車はまだ開通しておらず、空港の一つ手前の美田園駅からの代行バスから眺める風景は、あちらこちらに車が無残な...(続きを読む)

2011年07月04日

勤勉革命が創る遊びの心! <Emileのコラム73>

 先日インフレーション宇宙論で著名な宇宙物理学者の佐藤勝彦先生、JT生命誌研究館館長の中村圭子先生(生命のストラテジーを読んで以来私は先生の隠れファンなのです)らと月刊MOKUの対談でお会いできました...(続きを読む)

2011年06月14日

震災復興のためには首長はエネルギー消費60%宣言を! <Emileのコラム72>

<今日は長いコラムになりました、お許しください!>  研究室の学生たちが、自分たちの足で震災後の被災地を歩き、これから何を考えなければならないのか彼らなりに考えた結果を研究室のHPにアップしました h...(続きを読む)

2011年05月16日

仮設住宅より番屋をつくろうではないか!! <Emileのコラム71>

 昨日、私とほとんど同じくらいのお歳なのですが、世界的にも著名で本当に素晴らしい仕事をなさっているS先生が震災後久しぶり研究室に顔を出して下さり、しばし楽しい時間を頂きました。今回の震災を経験してパラ...(続きを読む)

2011年04月26日

生の記憶の結晶を大事に育てなければいけないのです! <Emileのコラム70>

 今回の東日本大震災で我々は進歩をつづけていると信じていた文化や文明のもろさをまざまざと見せつけられました。しかしその化粧が剥がれ落ちる中で、きらきら光る素晴らしいものが隠されていたことも新たに知るこ...(続きを読む)

2011年04月11日

東日本大震災から4週間、懐かしい未来を創らねば! <Emileのコラム69>

 東日本大震災から4週間が経ちました。「歴史に学ぶものなら誰でもわかるように、理性が人を動かさない場合には、実際の出来事がそれを行うのです」とミヒャエル・エンデは言ったそうです。まさにその通りかもしれ...(続きを読む)

2011年03月28日

東日本大震災から2週間を迎え、思う事 <Emileのコラム68>

 東日本大震災から2週間が経ちました。津波が社会インフラ部分を壊滅的に破壊し、また、その影響が極めて広範囲に及ぶこともあり、復旧はなかなか進みません。雪もちらつく寒さの中で、まだガスや水は無論、電気も...(続きを読む)

2011年02月21日

少子高齢化万歳!! <Emileのコラム67>

 昨夏あれほど高温が続き、今年の冬はもう無いのかと思っていたら、冬は冬で大雪が続き、日本列島大寒波です。そんな中、南房総の暖かい海と山に囲まれている御宿町へ日刊工業新聞のMさんと弥次喜多道中、出掛けて...(続きを読む)

2011年01月11日

沖永良部島にエコツーリズム・コミュニティーの誕生!! <Emileのコラム66>

 沖永良部島は与論島と徳之島にはさまれた奄美諸島の島のひとつです。この島がどういうわけか好きになって、今では何だか第二の故郷のような気にもなっています。島は暖かく、島人(しまんちゅ)は、いつも笑顔でや...(続きを読む)

2010年12月24日

金継ぎは日本の美意識!! <Emileのコラム65>

 「夢の扉」というテレビ番組で、ネイチャー・テクノロジーを取り上げて頂きました。21日発売の「週刊朝日」にもそれを纏めた記事を掲載頂けるそうです。こんなことが、少しでも上野科学博物館展示の来場者増に影...(続きを読む)

2010年12月01日

衣食住足りて不幸になる?? <Emileのコラム64>

 国立科学博物館(上野)のネイチャーテクノロジーとライフスタイル展の話。先回ボコボコの話をしましたが、来場者は1日平均1000人を越えたそうです。嬉しい限りです。先の日曜日、案内人を務めましたが、今回...(続きを読む)

2010年11月17日

眼から鱗の、手仕事は技と面!! <Emileのコラム63>

 上野の科学博物館で「エコで粋、自然に学ぶネイチャー・テクノロジーとライフスタイル展」が始まりました。あちこちで宣伝していたものですから、多くの方に出かけて頂いていますが、皆さんから、厳しいご意見を山...(続きを読む)

2010年10月25日

二宮尊徳は偉かった!! <Emileのコラム62>

 いよいよ、あと1週間で上野の科学博物館で「エコで粋、自然に学ぶネイチャー・テクノロジーとライフスタイル展」が始まります。今、最後の追い込み、パネルつくりや展示品作成の方々の頑張りにも本当に頭が下がり...(続きを読む)

2010年09月21日

伊右衛門は睡魔を呼び寄せる! <Emileのコラム61>

 先日、秋の気配をやっと感じられるようになった仙台で、珍しく体調を壊してしまった。命の水と勝手に呼び、365日欠かすことのないナイトキャップ(にしては量が多く医者からは毎度叱られている)に全く手が出な...(続きを読む)

2010年08月26日

連帯・参画・共同の原理が創る持続可能な社会 <Emileのコラム60>

 8月10日、?コクヨの「ecology heart 明日への対話」で、枝廣淳子さんをファシリテータに、坂本龍一さんと2時間ほどお話しする機会を頂いた。久しぶりに楽しい時間というより、相手のことを変に...(続きを読む)

2010年08月09日

「あしび、あしび、いっぺあしび (遊べ、遊べ、もっと遊べ)」 <Emileのコラム59>

 今、沖永良部島からの帰りの飛行機の中でこのコラムを書いている。今年の島は、7月末でも海はまだ夏色をしておらず、雲も夏の雲ではない。この時期にはおさまっているはずの南風が吹き続け、波は高く、折角、我が...(続きを読む)

2010年07月27日

地球にだけ存在する命の連鎖 <Emileのコラム58>

 先月、「コルテオ」仙台最終公演に出かけた。相変わらず素晴らしいのだが、昨年ほどの感動が湧かないのは何故か? これが生活価値の不可逆性(人間は一度得た快適性や利便性を容易に捨てられない、捨てようと思う...(続きを読む)

2010年07月07日

エコ・ジレンマを読み解く<Emileのコラム57>

 6月上旬、駆け足でロンドンへ、ロイヤル・アカデミーでネイチャー・テクノロジーの話をさせて頂いた。その折、英文の本を書いていることを迂闊にも(?)話してしまい、日本に戻ってからも、多くの方から共感のメ...(続きを読む)

2010年06月08日

現代文明はニヒリズムに支配されている?<Emileのコラム56>

 12歳の子供に人生の決断を迫る!親の話(コラム55)、あれから何人かのヨーロッパ人に聞いてみたが、皆一様に驚いて身を乗り出して来るところを見るとどうやら、定常では無いようで少しホッ!!沖永良部の補...(続きを読む)

2010年05月12日

12歳の子供に人生の決断を迫る!<Emileのコラム55>

 沖永良部島で元気をもらって帰ってきました。今回は沖縄経由で島へ、沖縄では、おいらの小さな魚船の面倒を見て頂いている南西船舶のNさんに、アダンの新芽が食べられることを教えて頂き、オオタニワタリにも初挑...(続きを読む)

2010年04月19日

「地球が教える奇跡の技術」が本屋に並びました!<Emileのコラム54>

 昨年1月、「自然に学ぶ粋なテクノロジー なぜカタツムリの殻は汚れないのか」を出版して1年が過ぎた。随分と多くの書評を頂き、いくつかの賞にノミネートされたものの、ほとんど次点になってしまったことはこの...(続きを読む)

2010年04月02日

80人の天使たちへ!<Emileのコラム53>

 私がお世話になっている環境科学研究科だけの慣例なのだろうか。毎年卒業式の日の夕刻から、(主には)研究科の卒業生たちが他の研究室を回る、まさに回遊の慣わしがある。その学生たちを迎えるために、各研究室で...(続きを読む)

2010年03月08日

「生まれそして巣立ちの季節である!」<Emileのコラム52>

新酒の季節である。東北は酒の宝庫、四国でうどんを食べるのと同じく、外れるということはまず無い。まずくて・・・ということは少なくてもほとんど無いのである。これは仙台へ来てからの大きな発見であり、その日の...(続きを読む)

2010年02月22日

「岩木のお山はでっかかった!」        <Emileのコラム51>

東北ポリテクニックビジョンのお誘いを頂き、青森県五所川原まで出かけた。東北地域のポリテクカレッジ(職業能力開発大学校)が一堂に会し、研究発表、作品、技能を競うものである。三村青森県知事や平山五所川原市...(続きを読む)

2010年01月27日

「うまいものとうまい暮らし」          <Emileのコラム50>

短い沖永良部での島暮らしを楽しんで来ました。最近は、島を離れるのが妙に寂しく、不思議な心持です。なかなか自然児になれない我々は、おまけに短期間の滞在では、大根一本作れるわけでもなく、魚を釣りに行っても...(続きを読む)

2010年01月06日

「個の善と公共の善を考える」<Emileのコラム49>

12月中旬、中国海南島三亞に出かけた、初めての場所である。出かける朝になって、初めて地図で場所を確認、あわてて夏服をスーツケースに押し込んでの旅となった。中国のハワイと言われているらしいことも、到着し...(続きを読む)

2009年12月07日

「あなたの舌と鼻はまだ大丈夫?」<Emileのコラム48>

冷蔵庫を開ける、ボールの水に少し顔を出している豆腐を水切りしクンクンと匂いを嗅ぐ、牛乳瓶の紙のふたをそっと持ち上げ、これもクンクン・・・ん?と思ったら、ちょっとだけ口に含み・・・・豚ばら肉の表面を軽く...(続きを読む)

2009年11月30日

「生かされることを知る」<Emileのコラム47>

マイケル・ジャクソンの映画「This is it!」を観てきた。彼の死によって幻となったロンドン公演のリハーサルドキュメントである。いやはやプロというものがこれほど凄まじく、一切の妥協を許さず舞台を仕...(続きを読む)

2009年10月30日

「遊べや遊べ、もっと遊べ!」<Emileのコラム46>

10月1、2日東京でバイオミメティック国際シンポジウムが開かれた。生物のすばらしい機能を見つけ出し、それを活かそうというシンポジウムである。著名な多くの研究者が参集しているとのこと、門外漢で良くはわか...(続きを読む)

2009年10月06日

「うれし・おどろき・ありがたや」<Emileのコラム45>

ヴァン・クライバーン・ピアノコンクールで盲目の辻井伸行さんが優勝してもうかなり時間がたってしまったが、あれほど楽しそうにピアノを弾く天才に、理屈なしに拍手を送りたくなったのはきっと僕だけではないと思う...(続きを読む)

2009年09月14日

「東北発てりむくりの世界」<Emileのコラム44>

某社主催環境セミナーのパネルディスカッションに参加した。400人もの方に御参加者頂いた。テーマは、(とても長くてくどいので省略!要約すると)環境側面から東北をどう活かすか? 久しぶりに噛み合わないバラ...(続きを読む)

2009年08月24日

「沖永良部島で第1回シンポジウム開催!!」<Emileのコラム43>

8月2,3日、沖永良部島で、シンポジウム 「懐かしい未来をつくる沖永良部のこころ」を開催した。初日は、環境教育と人材育成について、谷口尚司・益田文和・広石拓司・岡本享二・エクベリ聡子氏らをお迎えして終...(続きを読む)

2009年07月27日

「無くしたのだろうか、生活者の倫理、企業の倫理」<Emileのコラム42>

昨日、7月24日は東京會舘で「未来を創る次世代テクノロジーとは何か −ネイチャーテクノロジーの可能性を考える−」(ものづくり推進会議)と題する講演会を花王?の川俣フェローに御越し頂いて開催した。花王?...(続きを読む)

2009年07月09日

「懐かしい未来を創る」 <Emileのコラム41>

第4回ロハスデザイン大賞最終選考まで残り、多くの方のご支援を頂きましたが、残念ながら高橋尚子さんに敗れてしまいました(涙)、ご支援頂いた皆様には心から感謝!  6月28−29日の2日間、羽黒山で修験道...(続きを読む)

2009年06月25日

新しい未来は懐かしい未来だと思う

6月4日「ホタルを通して環境を考える」展が新宿野村ビルで開かれ、パネリストの一人として参加させて頂いた。ファシリテーターは湧井史朗さん、パネリストは写真家の今村光彦さん、実は土門拳賞を受賞された「昆虫...(続きを読む)

2009年06月01日

私は4年前出家した行者にございます

涌井史郎先生とは3年前に経団連主催の生物多様性に関するシンポジウムで澁澤寿一さんと一緒に対談させ頂いて以来、沢山の刺激を頂いている。いつも物事の後ろにある真実を、的確な言葉に出来る稀な方である。そんな...(続きを読む)

2009年05月13日

沖永良部の生の達人たち

沖永良部島から後ろ髪を引かれながら仙台に戻ってきた。今回も大いに島暮らしを楽しんだ。20年前の3m程の船で魚釣りをする予定は、残念ながらエンジン不調で叶わなかったが、揺れる船の上で何度もエンジンを積み...(続きを読む)

2009年04月16日

ブランド力とはライフスタイル提案力

4月に入り第5期生の8名が新しくSEMSaTのドアを開け、環境マネジメントの勉強をスタートさせた。毎年、個性的な方々の集団であるが、今年も実にユニークな面々である。これからの2年間、私も多くの刺激を頂...(続きを読む)

2009年04月01日

倫理の復権

2月末日、東日本放送(KHB)主催の第4回ECO LIVE SENDAIが開催され、お手伝いをさせて頂いた。LIVEは東方神起、Home Made家族(私にはよくわからないが・・・)が出演することもあ...(続きを読む)

2009年03月16日

冬の青森、東北の旅

「自然に学ぶ粋なテクノロジー」、1月に上梓して以来、多くの方のご支援を頂いているようで、心から感謝している。英文化の話も持ち上がり、早ければ年内にも、ひとつの形になるかもしれない。「テクノロジーに倫理...(続きを読む)

2009年01月30日

纏めてみました!『自然に学ぶ粋なテクノロジー』

   「自然に学ぶ粋なテクノロジー」(229ページ)が化学同人から1月25日に上梓された。(http://www.kagakudojin.co.jp/library/ISBN978-4-7598-13...(続きを読む)

2009年01月16日

新しい年は自然観を考え直す年にしたい!!

2009年、新しい年の始まりである。年末には仙台市博物館で開催された特別展「平泉」で久しぶりに慈覚大師(俗名:円仁)坐像にお会いできた。最澄の弟子、円仁は天台宗のみならず、日本の仏教に極めて大きな影響...(続きを読む)

2008年12月26日

年の瀬を迎える頃となりました・・・・

随分あちこちで・・・と書きながら具体的なことが何もかけなかった先回の続きを書いて今年の締め括りと相成り候!! さて、何から報告しようか、気になったものから順不同ということにしよう・・・・ サスティナブ...(続きを読む)

2008年12月10日

脳を鍛えてはいけない

今月はずいぶんあちこちでいろいろな勉強をさせて頂いた。夕刻、つくばで開催された国際会議の講演内容をぼんやりと考えていて、ホテルの玄関ガラスに顔面から激突、40分も鼻血が止まらず、皆さんにご迷惑をかけて...(続きを読む)

2008年10月28日

技術屋と科学屋の言葉

10月から始まったDate-FMのグリーンキャンペーンで毎週日曜日、1ヶ月間、地球環境と人とのかかわりについて話をさせて頂いた。少しでも多くの方に、人とテクノロジーのギャップ、すなわち文明と文化の溝が...(続きを読む)

2008年09月25日

オペラ みづち

 昨夜、やっと12万字の原稿が手から離れた。編集者の一言「第7章を第1章にして構成を変えましょう・・・」で、最後の数日間また頭を痛めることになったが、ほとんど新幹線や飛行機での移動中に書き上げた原稿で...(続きを読む)

2008年08月19日

非定常の暮らしを楽しむ

漫画家 松本零士さんとの対談が7月20日、NHK−FMで放送された。タイに出かけていて、聞くことができず、どのように編集されたのかと思っていたが、随分と反響があったとか、嬉しい事である。私には、空想の...(続きを読む)

2008年07月14日

地下資源文明から生命文明への移行を考える

人材養成ユニット入試説明会を6月18日に開催、大勢の方にお越し頂いた。来年はいよいよ第5期生の入学になる、毎年毎年個性豊かな集団になるが、5期生はどんな集団になるのだろうか、今から楽しみなのである。 ...(続きを読む)

2008年05月08日

ウミガメと花見の文化

沖永良部島は初夏である。海は青く、透明に光り、空と海の境界は遠目には区別がつかない。先日、経団連会館で、生物多様性に関するシンポジウムがあった。涌井史郎さん、澁澤寿一さんと一緒に話をさせて頂いた。嬉し...(続きを読む)

2008年04月15日

太陽と自然の恵みのものつくり

春である。仙台では4月も10日を過ぎてやっと桜が満開である。 3月25日には、人材養成ユニット第2期生6名を送り出し、4月には4期生の11名を新しく迎えることができた。卒業生たちを中心にNPO設立の話...(続きを読む)

2008年03月12日

江戸の文化 物の怪ともののあわれ

数日前、著名な中国の経済学者の講演を聞き驚いてしまった。あらゆる側面から見て、中国の経済は、2030年まで少なくとも年7%以上で成長するのだという。マクロ経済的な視点で詳細に検討した結果であると言い切...(続きを読む)

2008年02月04日

光明となるか・・・

年末から随分いろいろと素敵な機会に巡り合えた。12月21日からエコデザイン国際会議が白川郷で開催され、経済、金融、自然、運輸・・・・など18のテーマについて3日間議論が交わされた。残念ながら最終日まで...(続きを読む)

2007年12月14日

七十にして矩を踰えず・・・

 マッスルミュージカル仙台公演を見た。シルクドソレイユ・ドラリオンのような芸術性には欠けるが、若さと力としなやかさが織り成す演技には圧倒された。3m近い跳び箱もなんのその、鍛えればここまで行くものなの...(続きを読む)

2007年11月20日

その道の達人??

文明崩壊さえ招きかねない地球環境の劣化の影響をもっとも大きく受ける子供たち、可能な限りの正確な情報と夢を運びたいと思い、今年から小学校を中心に環境教育にも力を入れている。子供たちに話をするのは大変であ...(続きを読む)

2007年10月30日

安全 企業の責任

先週、某大手自動車電装メーカーで講演した折、開発責任者の方々と「人と機械の役割」について話しをした。開発の立場の本音としては「安全をどこまで追求すれば結論が出るのか」何か吹っ切れないものをお持ちのよ...(続きを読む)

2007年10月11日

二重制約を考える

奄美諸島・沖永良部島の家で夏の2週間をゆっくり過ごす計画を立てたものの、友人らの嬉しい訪問や学生たちの長逗留で毎日島巡り、料理人と目の回るような忙しさ・・・・加えて、島の祭り、隣人たちとの楽しい宴も目...(続きを読む)

2007年07月09日

ヤマガラから学ぶこと

 家の前には青葉山の杜が広がっている。5月などは毎日杜の緑が変化し、見ていて飽きることがない。4週間ほど前にヤマガラがやってきてベランダの通気口の中に巣を造った。2年ほど前から毎年巣作りに挑戦している...(続きを読む)

2007年06月12日

鳥瞰的環境教育

環境問題はシステムである。テクノロジーのみで環境問題を解決することは(要素だけを議論する場合を除き)不可能である。すでにテクノロジーの変遷が明らかに示すように、我々は発生した問題をテクノロジーの力で解...(続きを読む)

2007年05月22日

2030年の興亡

IPCC4の報告は私たちに地球が有限であることをあらためて強烈なメッセージとして伝えた。それでは、この人為的に起こした問題に対して、我々はどのように対応できるのであろうか? 地球シミュレーターは202...(続きを読む)

2007年05月07日

IPCC4が教えてくれること II

では、これらの結果が我々にどのような影響を与えるのか? 4月6日の第二作業部会の最終草案は、対策を講じなければ、2050年代には、温暖化の影響で飢餓に陥る人口が、最大で1000万人増加すると指摘。また...(続きを読む)

2007年04月24日

IPCC4が教えてくれること I

新しく人材養成ユニットに10名の大学院博士前期課程と5名の博士後期課程のメンバーを迎え、4月14-15日に第1回目のスクーリングを開催した。前期課程の皆さんは昨年9月に合格発表が行われてからすでに7ヶ...(続きを読む)

2007年02月13日

エコ・コミューンを考える

スウェーデン大使館職員でSEMSaTの第2期生でもあるT氏のご配慮で、1月24日、第2回SEMSaTセミナーをスウェーデン大使館で開催した。今回のゲストは都市計画家でエコノミスト、そして「持続可能なス...(続きを読む)

2007年01月11日

祭りの後の・・・

明けましておめでとう御座います。年末から奄美諸島の沖永良部島にある小さなジャングルに造った「風の家」で温かい正月を楽しんだ。今年で、3回目の島正月だが、気温は終日20−23℃と例年に無く暖かく、おまけ...(続きを読む)

2006年11月27日

『粋』なテクノロジーは本当にあるのだろうか?

最近、機会がある毎に精神欲を煽るテクノロジーとは粋なテクノロジーを創り出すことだといっているものの、具体的にそれをどのように定義できるのか、あるいは経済的にそのようなあたらしい産業構造が存在できるのか...(続きを読む)

2006年10月24日

『粋』なテクノロジー

『粋』は、おそらく日本独自の文化ではないかと思う。『粋』の原点は平等を基盤とした差別の象徴であると感じるのだが如何だろうか? アメリカの金持ちは、金持ちであることを誰にでもわかるように、あるいはそれを...(続きを読む)

2006年09月25日

精神欲を煽るテクノロジー

産業革命を契機としたテクノロジーのあり方には何かしらしっくり来ないものがある。このテクノロジーの進歩で確かに我々は豊かになり、快適な暮らしを送れる様になったが、結果として危機的な環境問題と直面すること...(続きを読む)

2006年08月02日

東京都庭園美術館

人材養成ユニットがスタートして10ヶ月、いよいよ東京進出という訳ではないが、ユニットのことを広く皆さんに知って頂くこと、環境を考える上でのあたらしい切り口を見つけることを目的として、第1回目のSEMS...(続きを読む)

2006年06月19日

破無礼

1993年に旗揚げした「シェークスピア・カンパニー」の破無礼(はむれ)を観た。確かイギリスに同名の劇団があったと思うが、こちらは奥州幕末を設定したハムレット、すべて東北弁でどんな展開になるかと興味津々...(続きを読む)

2006年06月05日

環境認識5%・・・

「循環型社会」という言葉を聞いたことがある人 約50%、「京都議定書」という言葉を聞いたことがある人約5%・・・・・先日話をさせて頂いたある大学院集中講義でのこと。日本を代表する大学の大学院学生達では...(続きを読む)

2006年05月12日

風の家

鹿児島県の南、沖永良部島をご存知だろうか? 人口15,000人、島一周60kmのこの島に7年前旅で立ち寄り、その自然とすてきな人たちとそして旨い黒糖焼酎に魅せられ、年に何度か通い続け、ちょうど2年前海...(続きを読む)

2006年04月16日

種まき

杜に囲まれた青葉の山の中で一昨日、今年初めての鶯の声を聞きました。まだまだとても上手とは言えませんが、春の訪れを伝えてくれる嬉しい声です。 3月はじめに行われた人材養成ユニットの社会人入学試験で強い印...(続きを読む)

2006年03月10日

握り飯と柿の種

このコラムを担当させて頂く石田です。長い間企業で環境戦略や技術戦略を担当し、2004年9月東北大学に着任、『自然のすごさを賢く活かすものつくり』をテーマに、新しい材料やその考え方のベースとなるNatu...(続きを読む)

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