謎の物体2

 先日は研究室の芋煮会の話を書かせて頂きました。今回はその続きです。さも大袈裟に、謎の物体とか書きましたが、みなさんはどんなイメージを持たれたでしょうか?
 それは遠くから見ると、川面にさざ波が立っているように見えました。さざ波が幾重にも重なって、いくつもの塊が下流から上流へと遡っていくのです。魚にしてはあまりに大きすぎるし、ダイナミックすぎる動きです。好奇心旺盛な学生たちが、ズボンの裾をたくし上げ、何人かで、そろりそろりと近づいていきました。そして、叫びました。「鮭です、鮭が上ってきてます!」
 仙台といえばそれなりの大都市ですが、そこを流れる街中の川に、鮭が遡上しているとは知りませんでした。後日詳しい方に伺うと、「ここ数年、稚魚を養殖して放流しているので、そのうち何匹かが帰ってきているのでしょう。もう数年すれば、かなりの数が期待できますよ」とのお話しでした。普段はあまり意識していませんが、ずいぶんと自然が豊かな場所で自分が暮らしているのだなと改めて実感させられる一日でした。

多田博之

このページの最終更新日:2011年11月25日

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