アジア発の環境リーダー
アジア地域では人口の増加とともに、経済発展が期待される中、サステナブルな社会を築くためには、環境問題を鳥瞰的に理解し、その問題の最適な解を創出できる人材育成が強く望まれている。その実現のためには、アジアネットワークの構築とそれを通じた知の共有と展開が極めて重要である。必要とされている人材は、環境分野の博士課程レベルの高度な専門性も持ち合わせ、環境問題の現場を自分の目で見て、様々な視点で考えることができ、アジア地域のため、地球全体のために、ポジティブに行動する環境リーダーである。
このようなアジア発の環境リーダーを養成することを目的として、東北大学大学院環境科学研究科はアジアの複数の大学の共同で、博士課程の学生を対象に、新しいRESDプログラム(Regional Environment and Sustainable Development Certificate Program)を平成20年度より開始した。
初年度は、清華大学、同済大学、韓国・KAIST・POSTECH、東北大学で各1週間の合計4週間プログラムを実施した。参加学生は、各大学が準備した1週間プログラムに参加し、各サイトの現地視察、講義、ディスカッション、プレゼンテーションを4週連続行う驚異的なプログラムである。参加した学生たちは、環境問題の現場を自分の目で見ること、同世代の仲間と学び、喜び、驚き、気づくことは貴重な経験になったことであろう。本プログラムの今後の発展と修了生の将来の活躍を期待している。
平成20年8月19日
古川 柳蔵
このページの最終更新日:2008年08月20日

