島を囲む魚たち
今年もNPO法人サステナブル・ソリューションズ主催で、沖永良部島シンポジウムが開催された。島人と本土からの人が対話するシンポジウムで昨年から開催している。昨年訪れた時のこの沖永良部島の私の第一印象は、蝶々が大きい、蜘蛛が大きい、自然が美しいであった。全て島の上の印象が強烈だった。
今年は私の2回目となる沖永良部島の訪問になるが、グラスボートで島の周りをぐるりと回る機会を得た。驚くことに、島の周りには多種多様の魚が悠々と泳いでいるではないか。大群をなしている魚もいれば、一匹の亀がすーと横切っていく時もある。これが一箇所だけなのではなく、同じように魚がぐるっと島を囲んでいるのである。海の水が透明なのでその様子がよく見える。なんとも見たことのない光景である。昔はもっと美しかったという。死んでしまった珊瑚も見える。時々人間が捨てたゴミが漂っている。この悪環境を何とかしなければならないが、今回は、知られていないもう一つの世界を見ることができ、ぐっと世界が広がった気がした。
平成22年8月9日
古川 柳蔵
このページの最終更新日:2010年08月09日

